「いぬきが逃がしてしまったの」 [姫御前のおはなし]
ご存じ「源氏物語」であります。
今はこういう読みやすい形もありまして、けっこう楽ちんったら楽ちんですね。
で、姫御前ちゃんはただいま学年末テストの真っ最中です。
「理系科目はビリでも、国語のトップクラスはゆずらないっ!」
と、がんばっております。
がんばっておりますが、ところどころ寄り道しちゃったりなんかして、最終的に時間が足らないんですねえ、これが。
自業自得と言えば自業自得。
それでタイトルに戻ります。
今マアカ家で流行ってる、困ったときの言い訳です
「いぬきが逃がしてしまったの!」
「源氏物語」が古典の範囲。
源氏と紫の上の出会いのシーンであります。
源氏の君がお行儀悪く女の子と尼君の会話を盗み聞きします。
「雀の子を犬君(いぬき)が逃がしてしまったの。カゴの中に入れておいたのに」
と泣く紫の上に尼君が
「わたくしは明日をも知れぬ命なのに、あなたはすずめの子をおしんで泣くのですね。いつまでも子供っぽくて、この先どういたしましょう」
と、これまたオンオン泣きじゃくるという、心温まる場面です。
なのに源氏クンたら、将来の嫁発見って喜んじゃってるんですよねえ。
10才くらいってことは小学校の3年か4年ですよねえ。
まったくもって、青少年育成条例に反するこういであります。
唐突クンな源氏の君はともかく、姫御前ちゃんは「犬君」がいたくお気に入り。
姫・「犬君って犬クンじゃないのよねえ。ちゃんと“いぬき”ってひらがなで書いておいてほしいわ」
マ・「教科書の下のほうに注釈がついてるってば。ご学友っていうか、遊びながらお仕事おぼえて立派な女房になるんでしょう」
姫・「でもね、いつもうっかり屋でそそっかしいって書かれてる。どれだけ仕事が出来ないの。つか、犬君っ、どこ逃げたっ?! 出てきて謝れっ!! みたいな感じもするんだけど」
マ・「今頃きっと、お台所の隅でお怒りが収まるまで隠れてるんじゃないかしら」
姫・「素直に謝って怒られればいいのにねえ。後だと怒りが倍増するもんね」
マ・「子供だから、その辺はよく分かってないのかも」
姫・「でも、この後紫の上は源氏クンに引き取られるんでしょ? 犬君、どうなるんだろう」
マ・「おいてけぼり?」
姫・「あ、おいてけぼり。そうかも。で、後で後悔するのよ。あの時ちゃんと謝っておけば、立派なお屋敷に一緒に連れてってもらえたのにって」
マ・「逃がした魚は大きいって?」
姫・「やっぱ、犬君、今でてきて謝れってば」
と、これで1時間つぶして、時間が足りないってわめいてます。
でも、親子の会話は大切にしなくちゃねえ?










で源氏物語千年紀 Genjiどうです?
もうアニメわざわざ観なくなっちゃって^^;
番組欄みて「あぁ去年1000年目だったからねー」と出崎・杉野コンビなのも知らずボーッとしてたら全11話のうち8話まで済んじゃってました。
御覧ならマアカサンの感想を聞きたいな。
by おきざりスゥ。 (2009-03-05 14:05)
おきざりスゥ。様>
残念ながら見てないんですよ。
もともと古文って苦手で・・・。
今、娘さんと一緒に勉強しなおしです。
ワイワイやってると楽しいですよ。
by マアカ (2009-03-06 22:19)
源氏物語の犬君のことだけで、これだけ会話が盛り上がる母と娘・・・楽しくて素敵ですね!
姫御前ちゃん、きっと古典はバッチリだったことでしょう!
我が家でも、真似っこして、困った時には
「いぬきが逃がしつる」
とか言ってみようかな?
でも、夫と息子には通じないかもしれない・・・。
(^^;
by びっけ (2009-03-07 17:51)
びっけ様>
昨日は吉本ばななで盛り上がりました。
「いぬきが逃がしてしまったの」
って言うのは、
「クララのばかあっ」
と
「クララが立った」
に通じるものがあるなあと思うのは、マアカ一家だけでしょうか。
by マアカ (2009-03-10 10:48)